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フル充電…悪くないですね…フフ…

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先日沖縄に行った際、特に指定していたわけではなかったのですが、レンタカーを借りたらトヨタのハイブリッドカー、プリウスが用意されてきました。 旅行中の4日間ほど、プリウスに乗ってみて、意表を突いて面白いなぁと思ったので記録しておきます。 プリウスとは プリウスは、世界で一番クルマを売る会社が、いかに「クルマらしくない」クルマを目指して作り出したクルマだと思います。 ここでの「クルマ」の定義は「内燃機関を搭載した今までの自動車」とでもしておきます。 外観はハッチバックともワゴンともとれない、流線型崩れの、ある意味レトロとも解釈できそうな微妙なカテゴリのデザイン。 (ホンダのインサイトもそうですが、いわゆるエコカーは、空力特性のアピールのためか、なぜかこんな風な感じが多い気がします。) 乗ってみると、外観デザインの制約から、運転席から見ると大きく前に伸びたAピラーがちょっと気になりました。右前方が確認しにくいです。後方視界も昔のCRX風に2分割されていてこれまたちょっと見にくいです。 ステアリングは、オーディオやエアコンのボタンが配置されて、既存のクルマっぽくない感じに仕上げられています。 セレクタレバーも、本物の自動車のそれというよりは、カチャカチャとしていてアーケードゲームマシンのそれに近い操作感でした。 良くも悪くも全体として「近未来っぽくしてみました」感に溢れていて、総じて面白いと思いました。 中身に関しては、そこは世界のトヨタ、そつなく仕上がっています。 癖がなく、そこそこ力もあります。ガソリンエンジンのオン・オフもスムーズです。 ガソリンエンジンに切り替わったことが、さりげなくわかる程度の遮音と制振には、関心しました。 また、中央のディスプレイに「走りのバランスシート」というべき情報を表示させることができます。 動力の内容と収支がビジュアルに表示されて、意図せずとも、エコノミー運転へと誘導されてしまいます。前方よりもそっちばっかり気になるのは私が貧乏性だからでしょうか。 長い下り坂を走って、ガソリンを使わずに、しかもバッテリーがフル充電されると何か儲かったような気がものすごくします。思わずほくそ笑んでしまいますが、インパネからガソリン代がじゃらじゃらと返金されるような機能は、残念ながらまだありません。

燃費も4名乗車で28km/lと、なかなかの数値を出しました。 クルマらしく無いがゆえに… そろそろ慣れた4日目、朝一番の始動でつまづきました。 スタートスイッチを押しても始動できません。 というか、このクルマ、スタートスイッチを押してもすぐにガソリンエンジンがブルルンとかかるわけではなく、音もなく速度計のデジタル表示が0キロを指すだけなので(!)、なにが異常なのか判断に迷います。 というか状況がまったくわかりません。 (正確にはナビゲーションシステムが起動する際の、HDDにアクセスするカリカリというかすかな音がしますww) 過去の内燃機関搭載車での経験と照らし合わせれば内燃機関が回る音と振動が正常始動の証であって、それがないのは死んでいる状態なのですが。 やべ、故障か、と思いしばらくあせった後、フットブレーキを踏まないと始動できないということを思い出しました。 気が付いたのでよかったのですが、あと何分か気が付かなかったら、パニックってレンタカー屋さんに電話をして、恥ずかしい思いをするところでした。 「クルマらしくなさ」が一般的なクルマの操作を忘れさせてしまったように思います。 そういえば、借りる際に「スタートスイッチを押すときにはブレーキを踏んでください」と説明を受けたので、同様の失敗をする人も案外いるのかもしれません。(いないかもしれませんww) 非マッチョなキャラだからこそ ガソリンやエンジンオイル、グリスだとか、油っぽさがまったくしないプリウス、マッチョなキャラクターがあまり好まれない現代では、これはこれで時代にフィットした、面白いキャラクターではないかと思いました。 (「クルマ離れ」しているかどうかは別として、)クルマに興味がないユーザの開拓に、逆にインパクトがあるかもしれません。 開発者も冒険のしやすく、ユーザーも購入のしやすい、コンパクトカーにハイブリッドエンジンを展開したらとても面白いのでは、と思います。 トヨタはiQという良いプラットフォームがあるのですから。

★タイトルはホッテントリメーカーにつけてもらいました